1.介護職研修会
日時:2023年9月29日(金)
場所:なみきスクエア
対象:介護従事者、看護師その他

参加人数:32名

内容:介護職と多職種との連携、主治医報告等、現場のちょっと困ったを話し合いました。同じ悩みを抱える方と話せる機会がないと感謝のご感想をいただきました。



2.在宅ホスピスを語る会

日時:2023年10月26日(木)
場所:Zoomオンライン
対象:一般市民、医療介護従事者その他
参加人数:37名
講師:讃井美帆グリーフケアラー
(グリーフサポートHuGrief主宰)

 内容:「グリーフケア~悲しみを語っていい~」をテーマに、前半は講義、後半は医師、看護師とグリーフケアラーの多職種で交流。オンライン開催だったため本州や海外からの参加もあり、交流タイムもライブ配信のようでとてもためになったと感想をいただきました。

3.市民啓発事業
【勇美記念財団事業在宅フォーラム開催】

日時:2023年12月2日(土)
場所:福岡県中小企業振興センター
(講演はオンラインで実施)
対象:一般市民、医療介護介護従事者、その他
参加人数:81名
講師:成本 迅先生
(京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学教授) 


内容:「やっぱりうち(地元・家)がいっちゃん(一番)よか ~意思形成支援を考える~」をテーマに専門家の講演、経験者や現場担当者のシンポジウム、当法人の寸劇SHOW百科を実施し、現在この問題に直面しておられる方や過去に悩んでおられた方からもためになったと感想をいただきました。

 4.多職種連携研修会 

日時:2024年2月1日(木)
場所:福岡輝栄会病院
対象:医療介護従事者、その他
参加人数:37名
講師:野林信行弁護士
(野林信行法律事務所)

内容:「ICTと個人情報保護に関して」をテーマに、国がICTを用いた情報共有を促そうと動いている今、現場の捉え方や対応を医療・介護従事者向けに分かりやすく話していただき、大変好評でした。 

5.処遇困難事例研修会

日時:2023年3月13日(水)
場所:Zoomオンライン
対象:医療介護従事者、その他
参加人数:37名
講師:武ユカリ先生
(森ノ宮医療大学大学院保健医療学科森ノ宮医療大学看護学部准教授)

内容:昨年に引き続き、事前アンケートをもとに「処遇困難事例」について教えていただきました。これまで認識されていなかった様々な種類の「ハラスメント」が話題になる昨今、医療介護従事者に対する「カスタマーハラスメント」に改めて気付かされる研修となり、特に利用者様のご自宅など密室状態となることが多い専門職には自身や法人を守るルール作りの必要性も考えさせられる内容でした。

市民啓発事業について

2023年も、公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団様と一般社団法人 全国在宅療養支援医協会樣と共催し福岡県在宅医療推進フォーラムを無事に開催することができました。

テーマ:やっぱりうち(地元・家)が いっちゃん(一番)よか ~意思形成支援を考える~


伊藤大樹副代表のコメント

「やっぱりうち(家・地元)がいっちゃん(一番)よか~意思形成支援を考える」をテーマに、福岡県在宅医療推進フォーラムをオンサイト開催で行った。

第1部では、特に認知症などで一般的には意思形成が困難と思われている患者さんを、どのようにサポートするのか具体的事例を含め、京都府立医科大学精神科教授の成本迅先生に「認知症の人の意思形成支援」についてオンラインで講演をいただき、在宅医・訪問看護師・介護支援専門員・施設介護者・弁護士、市民参加として介護経験者が登壇してシンポジウムを行った。
進行した認知症を患う父親が転倒し大腿骨頸部骨折を受傷したが、本人の意思確認ができないまま手術を受け、術後の激しい痛みに苦しむ父親をみて、『果たしてこれが正しい選択だったのか』とのなげかけがあった。Advance Care Planning そのものの理解と実践は大切だが、同時に難しい決断を迫られた家族へのケアが極めて大切であること、それぞれの立場で果たす役割の大きさを認識することができた。

第2部では、介護保険についてやフレイルなど〇×カードを使ったクイズ形式で、即興の寸劇を交え健康SHOW百科を行い、楽しみながら学べると好評であった。 開始時の機器の不調やシンポジウムの盛り上がりで時間が延長したことで、参加者から運営についてのご指摘があり今後の検討課題と考えている。



会場までの案内と会場準備

受付・案内の様子

大会長挨拶 新田会長

第1部 オンライン講演

シンポジウム(会場とオンラインをつないで)

第2部 健康SHOW百科